リゾートバイト選びで気を付けるべきたった2つのこと
近年、働き方の多様化によって少しずつ注目されてきているリゾートバイト。
求人数も年々増加しており、まさに引く手あまたの売り手市場。
様々な求人が存在するリゾートバイトですが、できることなら楽しく働ける求人を選びたいですよね。
本記事では、そんなリゾートバイト選びで特に注意すべき2つの点について解説しています。
正直、この2つの点だけ気を付けていれば問題ないです。
「リゾートバイトを始めたいけどどんな仕事を選べばよいのか迷っている」、「リゾートバイト選びで失敗したくない」という方はぜひ最後までご覧ください!
気を付ける点はこの2つ
結論から言いますと、以下の3つの点に注意すべきです。
- 大手か家族経営
- 内地か離島
事項からそれぞれ詳しく解説していきます。
大手か家族経営
大手というのは有名ホテルやチェーン店のようなイメージを持っていただければ大丈夫です。
求人を見ると、「有名ホテル」や「大規模リゾート」といったワードを目にするかと思います。
こういった求人は大手だと思ってください。
逆に、家族経営施設の求人には「少数アットホーム」、「小宿」といった言葉がよく見受けられます。
それでは、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
大手の特徴
- 人数が多い
- 仕事が明確に分かれている
- 勤務時間がきっちりしている
まず何といっても人数が多いです。
大きいリゾートホテルだと200人いることもあります。
たくさんの人と関わりたい方は問題ないですが、筆者のようにHSPの方や、人見知りの方にはキツイと思います。
また、人間関係で悩む可能性も出てきますので、そういうのが苦手な方は避けた方が良いでしょう。
次は、仕事が明確に分かれているという点です。
人数が多いので、それぞれやるべき仕事が区切られています。
自分のやるべきことに集中して取り組めるので、マルチタスクな業務が苦手な方にはおすすめです。
逆に、同じ作業ばかりで退屈しやすいというデメリットもあります。
最後は、勤務時間がきっちりしているという点です。
それぞれ割り振られている仕事が明確になっているので、それ以上にほかの業務をさせられるということはありません。
シフトが急に変更になったりすることもないでしょう。
また、派遣として働いているので、所定の労働時間を超える労働を強いられることもありません。
家族経営の特徴
- 少数アットホーム
- 業務全般を任される
- 勤務時間が不規則
大手とはほとんど逆ですね。
まずは人数が少ないという点です。
社員、パート含めても20人以下というところが多いと思います。
すぐに職場に馴染めるので、複雑な人間関係に悩むことはあまりないでしょう。
一方で、ビジネスライクな人間関係がいいという方は煩わしいと感じるかもしれません。
また、家族経営のところは言い方は良くないですが、当たりはずれが激しいです。
良い方に巡り合えれば問題ないですが、癖の強い経営者に当たるとしんどいことが多いです。
業務に対する謎のこだわりがあったり、人によって態度を変える経営者もいます。
この辺りは正直運なので、本当に辛かったらすぐにやめるべきです。
次に、業務全般を任されるという点です。
家族経営のような小規模施設では、少数精鋭といった感じで仕事を回しています。
ですので、全員がすべての仕事をできていないとそもそも仕事が回りません。
もちろん得手不得手はありますので、できない仕事を無理にさせられることは無いですが、覚える仕事量は多くなります。
仕事に飽きっぽい人にはおすすめですが、淡々と1つの仕事に取り組みたい方は注意が必要です。
最後に、勤務時間が不規則という点です。
少人数で仕事を回しているため、急に人手が必要になった際は駆り出されることがあります。
筆者の経験談にはなりますが、2日間の全休のうち、1日は半休になったことがあります。
ちゃんと給料は発生するので稼ぎたい方は大丈夫かもしれませんが、休日はしっかり確保したい方は注意してください。
内地か離島
リゾートバイトの楽しみの1つは、非日常体験だと思います。
行ったことのない場所に住み込みで働く。休日には観光やアクティビティ。特に離島は人気が集まりやすいです。
しかし、安易な気持ちで離島のリゾートバイトを選ぶと苦労することも事実。
ここでは内地と離島の特徴を紹介していきます。
内地の特徴
- 暮らしに困らない
- 遊ぶ場所が多い
暮らしに困らないというのは、買い物できる場所があり、バスや電車といった交通網がしっかりしているなどのことです。
よっぽどの田舎でなければ生活に困るようなことは無いでしょう。
近くにお店がなくてもネットショッピングを利用すればすぐに届きます。
このように、内地は何かと便利な点が多いです。
また、内地であればほかの観光地へのアクセスも良好です。
住み込み周辺の観光に飽きたとしても、他県の観光地に遊びに行くことが簡単にできます。
(交通の便が良いため)
そのほかにも、アミューズメント施設や大型ショッピングセンターといった場所にも行けるので、退屈することはないでしょう。
離島の特徴
- 何かと不便
- お金がかかる
言わずもがなですが、離島は不便なことが多いです。
もちろん、離島の中でも市街地の方は生活に困らないですが、田舎の方はかなり大変です。
まず、公共の交通機関は無いに等しいです。あったとしてもバスが1日に3本とかそのレベルです。
しかも運賃が片道1000円以上することもあります。
筆者の同僚はレンタカーを長期契約していますが、それだけで月3万円かかります。
また、内地には普通にあるユニクロや吉野家といった有名チェーン店がないこともざらです。
慣れてしまえば何とも思わないですが、「このお店がないと無理!」という方は事前に調べておきましょう。
あと有名な話だと、ネットショッピングを利用しても届くのが遅いということ。
平均して5~7日後に届くので、辛抱強く待つ必要があります。
お金がかかるという点でもう一つ言えるのは、燃料代がかなり高いということ。
時期にもよりますが、ガソリン価格は200円を超えることもあります。
先に述べましたが、レンタカーを借りたとしても、ガソリン代を含めると月5~6万円はかかります。
(これでもかなり抑えている方だと思います)
このように離島だと遊びに行くにしても、交通費だけでかなりの出費になってしまいます。
貯金目的の方にはあまりおすすめできません。
まとめ
長くなりましたが、最後にリゾートバイト選びで気を付けるべき点を再度まとめておきます。
- 大手(有名施設)か家族経営(小規模施設)
- 内地(本土)か離島
それぞれに良さがありますので、自分に合ったリゾートバイト選びの参考にしてください!
皆さんのリゾートバイトライフが楽しいものになりますように。
最後までご覧いただきありがとうございました。