ダイエット目的で糖質制限をしたら花粉症が治った話【基本MEC】

2023年8月19日

健康やダイエットといった類の話題によく持ち上がるのが「糖質制限」というワード。

書店の健康本コーナーに立ち寄ると、必ずと言っていいほど目につきます。

かくいう筆者も、北海道に住んでいた際に糖質制限を行っていました。

すると、どういうわけか持病の花粉症が治っていました。

本記事では、糖質制限をして身体に起こった幾つかの変化について書いていこうと思います。

※無理な糖質制限は危険ですので、本記事の内容につきましてはあくまで参考程度にお考え下さい。

食事の内容

多分、ダイエットに成功した人の話の中で、一番気になるのは食事内容ではないでしょうか。

糖質制限では主に以下の食べ物の摂取を禁止します。

  • 炭水化物(米、パン、うどん等)
  • お菓子
  • スイーツ
  • 果物
  • ジュース

これらはほんの一例ですが、筆者は基本的に上記の食べ物は避けるようにしていました。

代わりに摂取していたのは次の食べ物です。

  • 肉類
  • チーズ

この3つを見てピンときた方もいるかもしれません。

いわゆる、「MEC食」というやつですね。

Meat(肉)、Egg(卵)、Cheese(チーズ)の頭文字をとってMEC食と言います。

筆者は北海道に在住していた際に、MEC食を実践していました。

1日に食べるものは、鶏肉200g、卵3つ、チーズ120gでした。

これらを塩コショウで味付けして、1口30回噛むというルールでダイエットに取り組んでいました。

MEC食については、ネットに詳しい情報がたくさん出ていますので、ここでは省かせていただきます。

身体に起こった変化

ここからは、糖質制限で筆者の身体に起こった変化についてお伝えします。

主に起こった変化は、

  1. 痩せた
  2. 米がいらなくなった
  3. 花粉症が治った

以上の3つです。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①痩せた

もともとダイエット目的で始めたので、痩せたことに関してはそれほど驚きませんでした。

そこまで厳しいと感じずに、痩せられたのは良かったかもしれません。

ダイエットって我慢しなきゃいけない場面が多いと思いますが、筆者はそこまでストレスは感じませんでした。

結局、体重の方は1か月で72㎏から66㎏まで落ちたので、割と満足しています。

ちなみに、運動は基本していないです。

というか、仕事が畜産業だったので、運動に近いような業務を行っていました。

そのことも相まって、結構速いペースで体重が落ちていったのかもしれませんね。

②米がいらなくなった

これは自分でもちょっと意外だったので書こうと思いました。

何を隠そう、筆者は大の米好き。

学生時代には大盛り3杯は食べていました。

(余談ですが、高校時代にはMAX92㎏ありました。普通にめっちゃ太ってました)

さて、本題に戻りますが、そんな大の米好きだったのに、なぜか米を欲さなくなりました。

というより、「米がなくてもよくね?」みたいな気持ちになってきます。

わざわざ米を炊かなくても、食事の満足感は得られることを知ってしまった感じです。

そんなこともあり、食費はかなり浮いて万々歳でした。

スーパーに買い物に行くときも、肉、卵、チーズだけを買えばいいので時間の節約にもなります。

そういった面でも糖質制限を実践してよかったと思います。

③花粉症が治った

いよいよ表題の花粉症について書いていきます。

筆者は慢性的な花粉症(スギ、ヒノキ)の持ち主です。

毎年、鼻水の垂れ流しに困っている、一般的な花粉症患者です。

ここまで読んできた方の中には、「北海道なんだからそもそもスギ・ヒノキ花粉は飛ばないでしょ」と思った人もいるかもしれません。

しかし、筆者が北海道にいたのは10月末までで、11月からは本州に住んでいます。

つまり、花粉シーズンには本州にいたにもかかわらず、症状が一切出なかったというわけです。

鼻水はおろか、目のかゆみすら無く、気づいたら花粉シーズンが終わっていたという感覚です。

もちろん、アレグラ等の薬は処方されていません。

アトピー用のかゆみ止めは飲んでいますが、花粉症とは一切関係のない薬です。

気になったので、糖質制限と花粉症について調べてみたところ、面白い記事を発見しました。

花粉症の人の60%は、糖質制限で軽症化する

https://yorikanekeiichi.com/hay-fever-was-cured-2-7496.html

統計学的に絶対に正しいというものではないらしいですが、中々興味深いデータですよね。

あとは、コルチゾールという、血糖値の調整に関わるホルモンが関係していると思われます。

コルチゾールは、血糖値にかかわるほかに、アレルギーなどの炎症を抑える役割があります。

つまり糖質を多くとることでコルチゾールが血糖値の調整に使われてしまい、アレルギーの炎症を抑えきれなくなるという状態になってしまいます。

そこで食事の糖質を制限することで、コルチゾールのムダ使いを防ぐことができるという感じです。

アトピーについて(余談)

さて、糖質制限をして花粉症が治った筆者でしたが、持病のアトピーはどうなったのか。

実は、アトピーに関しては何とも言えない状態でした。

というのも、筆者の身体が北海道に馴染めず、むしろ状態は少し悪化していました。

特に頭皮の状態がひどく、枕カバーは滲出液でかなり汚れていました。

寝てもかゆみですぐに目が覚めてしまう日々が続きました。

首から下はそれほど悪化せず、現状維持といった感じでした。

そのこともあって、本州に戻る決断をしました。

少し話がそれてしまいましたが、結局、アトピーが良くなることは無かったです。

アトピーに関しては、糖質制限云々というよりは環境要因が大きいです。

実際、本州に戻ってからは良い状態にはなっていますので。。

アトピーさんにとって環境がいかに大事かを思い知らされました。

おわりに

糖質制限(基本MEC食)を実践したことで、筆者の身体には良い変化が起こりました。

そして、その最たる例が花粉症の改善でした。

もし身体の不調を治したい方がいれば、糖質制限は実践してみる価値があります。

ただ、筆者は医者でも何でもないので、軽率に勧めることはできません。

もし本記事を読んで、自分でもやってみたいと思ったときは自己責任でお願いいたします。

糖質制限やMEC食について知りたい方は、ご自身でも調べてみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。