【アトピーを治す!】湯治でやるべき5つのこと

2022年8月11日

突然ですが、湯治という言葉を知っているでしょうか?

「温泉の効果を基に、人が本来持つ治癒力を最大限に引き出して体の不調を改善する」

これが湯治というものです。

今回はアトピー治療を目的とした湯治で、これだけはやってほしいことをまとめました!

湯治の効果を最大限に引き出すために必要なことですので、ぜひ最後までご覧いただけたらと思います。

現在湯治を行っている方にも、これから湯治をしようとしている方にも役立つ情報です!

それではどうぞ最後までお付き合いください!

①深爪にする

まず一つ目は深爪にするということです。

これは「万が一、体を掻いたとしても肌を傷つけないため」に必要となってきます。

起きている間は掻くのを我慢できても、寝ている間は無意識に掻いてしまう方は多いのではないでしょうか。

私はまさにそのうちの一人で、かなり悩まされました。

朝起きると、白色のシーツに血がついていることなんてざらです。

仮に掻いてしまっても深爪なら肌へのダメージを最小限に抑えることができます。

筆者は爪の白い部分がなくなるくらいまで切っています。

また、爪を切ったらしっかりとやすりがけもしましょう。

特に爪の両端は鋭くなりやすいので、やすりで角を丸くする必要があります!

②シャワーの温度は38度

次はシャワーの温度を38度程度にすることです。

なぜなら、熱いシャワーだと皮脂を落としすぎてしまい、乾燥肌につながるからです。

頭を洗うときはもちろん、体を洗う時も38度を目安にするといいでしょう。

さらに細かく言えば、シャンプーは手で泡立ててから頭につけたり、体を洗うときはこすりすぎないように注意したいですね。

③長湯しない

あまり長い時間入浴すると、体が熱くなってしまい、かゆみにつながります。

アトピーさんは熱による刺激にも弱いので、長湯は厳禁。

私個人としては5~6分の入浴を一つの目安にするとよいのではと思っています。

もちろん個人差がありますので、ポカポカしてきたらあがるといいでしょう。

汗をかくまで入る必要はありません(笑)

温泉を堪能したいという方は、間に外気浴をはさんで、いったん体の温度を下げてから再び入浴をするといいと思います。

その際は温度差によって体が痒くなることが多いので、徐々に浸かるようにしましょう!

④部屋の乾燥に気を付ける

アトピーさんにとって乾燥は大敵です。

ただでさえ肌のバリアが弱いのに、周りが乾燥していてはアトピーが悪化する一方。

部屋の乾燥には特に注意してください。

部屋に加湿器があれば一番いいですが、もしない場合は次のようにしてください。

  1. タオルを2枚水でぬらす
  2. 水が垂れない程度に絞る
  3. ハンガーで吊るす

もしハンガーで干せる場所がない場合は次のようにしましょう。

  1. 洗面器にタオルを入れる
  2. タオルが浸かるくらいの水を入れる
  3. エアコンの風が当たる場所に置く

これで部屋の湿度は少し上がります。

ぜひ試してみてください!

⑤お風呂上がりの保湿

お風呂から上がったらすぐに保湿をします。

特に顔の保湿は上がってから5分以内に行いましょう!

また、体の水分は完全に拭き取らないようにしてください。

少し湿っているくらいで体の保湿を済ませます。

これだけで保湿の効果がすごく上がります!

お風呂上がりの保湿はかなり重要なので忘れずに行うようにしてください!

特に乾燥しやすい、肘やひざ裏は忘れずに行うようにしてください!

おわりに

先ほども書きましたが、アトピーさんにとって乾燥は大敵です!

いかに保湿をするかが重要になってきますので、湯治中も忘れずに行ってほしいです。

筆者は上記の対策を行った結果、かなり肌の状態が良くなったのでぜひ試してみてください!

なお、保湿剤に関しては皮膚科でもらったものが一番良いと思います。

かゆみや傷がひどい場合はしっかりとステロイドの塗り薬を添付してください。

湯治中だからといって、保湿剤だけに頼るのは危険です。

症状が悪化した場合はしっかりと治すことが最優先です!

最後までご覧いただきありがとうございました!